なぜ?私がインプラントを始めたのか?
 インプラント自体は卒後すぐ、平成4年から興味がありました。ただ当時インプラントは危険なものという情報がまだかなりありました。
自分の中で納得できないものリカバ−できないものは治療に取り入れないのを原則に診療をしていましたので義歯を極めようと思い
頑張っていました。ただインプラントの情報は常に仕入れていました。
 リスクが高いと考えていた頃は歯がない所はブリッジか義歯で対応していました。
 
 ある時、義歯(入れ歯)の治療をしていた中年の女性Aさんが突然来られなくなりました。
しばらくして Aさんが来院され診せてもらおうとすると、

”先生、他の所でインプラントをしてもらったよ。入れ歯は難しいけえね。見せて上げようと思って”
と言われました。

 正直 入れ歯で一生懸命やっていたつもりでしたので、、、、、              かなりショックでした......。

それから患者さんの希望は自分の考えているものとは違うと感じインプラントに取り組みはじめました。
今 多くの方がインプラントで噛む感覚を取り戻されています。
 やはり義歯とは かなり感覚が違うようです。
あの事件がなかったら やはり義歯で 出来る範囲でしか治療できず、かえって患者さんに迷惑をおかけする事になったかもしれません。
 今考えるとインプラント治療のきっかけになった記念すべき日かもしれません。
今では わざわざ患者さんの気持ちを教えていただいたAさんに感謝しています。
 また新たなAさんを生まないように出来るだけ勉強して新たな治療に取り組んでいきます。

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